超特急サイン会に一人でいってきた
書くタイミングを逃してしまい、もう一週間経ってしまいましたが頭のなかに残っている光景を書いていきます。
11月下旬とは思えないほどあたたかかった三連休最終日に超特急 ニューシングル「Star Gear」リリース記念 全国五大都市個別サイン会に一人で参加してきました。
11月8日の東京からはじまり、札幌、名古屋、福岡と日本を駆け巡り、最後の地が大阪。メンバーのブログや8号車さん（超特急ファンの名称）のツイートを見てニヤニヤしながら、この日を待っていました。
サイン会に参加するのは今回で2回目。前回のときは名前入りのサインをしてくれたのですが、今回はサインと日付のみとのこと。これは確実にファンが増えているという証拠。寂しい気持ちがないわけではありませんが、売れてきているということは応援している者にとっては最上級の喜びです。このスターへの道を突き進んでいる姿をリアルタイムで見れて、自分はなんて幸せものなんだ。
今回のサイン会には事前に超特急「Star Gear」応援店にて超特急ニューシングル「Star Gear」を予約して、そのときに渡されたサイン会参加券がないと参加できないという仕組み。ちなみにシングル2枚でサイン会参加券が1枚もらえます。前回のサイン会のときは参加券が2枚しかなく物足りない気持ちしか残らなかったので、今回は3枚参加券を手に入れました。たった3枚ですが、少ない給与をやりくりしたらこれが精一杯……
3枚の参加券を握りしめて会場へ向かいました。
会場に着くとサイン参加券を当日発行の「受付済み参加カード」に交換するための列がなされていました。もう何度かイベントに参加したりライブに行ったりしているので分かっていることなのですが、8号車の平均年齢の若さに一旦絶望しました。
超特急のイベントに参加すると毎回なぜ自分は平成に生まれてこなかったのだろうと考えてしまいます。周りの8号車さんたちから「BBAが来たぞ！」と思われてるんだろうなぁとか、自分も若ければ推しのカラーを全面に出した服が着たかった……など一人もやもや。みんな超特急に会いに来てるからBBA8号車のことなど視界に入っていないでしょうが。
今回参加券を3枚持っていたので、ユースケ2枚、タカシ1枚の受付済み参加カード交換しました。ユースケ・タカシは絶対1回は行こうと決めていたのですが、あと1枚をどうするか直前まで迷ってしまって……
というのも、最近「超特急のふじびじスクール！ 」を観てコーイチにハマりつつあるんです。
学校という設定で最新の情報を紹介する10分ちょいのバラエティ番組なのですが、このときのコーイチが人間らしくて素敵。上手く言えないけれど、かっこいいのに一切かっこつけてなくてかっこいいんです。もともと歌声には惚れ惚れしていたのが、声だけでなく人柄も好きになってしまいそうで。
でも今回はユースケを2枚にしてしまいました。だって絶対緊張しすぎて何も覚えてないから。少しでも目の前で動いているユースケを記憶したくて2回挑戦することにしました。文字にするとなんか怖いな……
会場に入ると各メンバーごとにブースが分けられていて、そのブースの前には長蛇の列。でもここに並ぶともうサイン会は終わってしまうんだという気持ちになってきて少し寂しくなりました。
まずはユースケを見たいと思い、ユースケ列に並んだ。ユースケを見れるのは一瞬。きっと喋るような時間もないだろうから、とりあえず挨拶をして“はがし”（そっと肩に手を当てて「あなたの番は終わりですよ」とお知らせしてくれる係）のスタッフさんの迷惑にならないように立ち去るという一連の流れを頭のなかで何度かシミュレーションしてるとあっという間に自分の番が。
雑なパーテーションで区切られたブースに入ると、キラキラ輝いているユースケが笑顔で迎えてくれました。こんなパーテーションで区切られた小さなブースに入れているのがもったいないぐらい美しい。
「こんにちは。」
やさしい声で挨拶してくれたので、こちらも「こんにちは」と挨拶をしました。自分の声はなんて汚らしいんだろう。いや、そんなことよりユースケを目に、頭に、心に焼き付けてるために見なければ。そう思ってじっと見てると、ユースケはダンスしているかのようにリズミカルにサインを書いた。なんて美しいんだ。
あっという間に2,160円で買ったサイン会の時間は終わりました。光のような早さで。でも大丈夫。あと2回いけるから。
一度緊張のピークを越えたおかげで、次に行ったタカシのときはスムーズに行動できた気がします。タカシのブログを見るたびに私服のセンスに脱帽しているのですが、とくに帽子選びのセンスがいい!!森田はすこぶる帽子が似合わないので、帽子をお洒落に違和感なく身につけている人に出会うとどうやったら帽子が似合うようになるのかを質問します。この質問を思いきってタカシにぶつけてみました。
するとタカシはきょとんとした表情で「どうしたらええんやろなぁ……。俺もどうやったらお洒落に身に付けられるんかおしえてほしいわ。」と言って太陽のように笑った。タカシは本物の太陽だ。きっと将来日本中を照らす大きな太陽になる。そう思ってタカシとのサイン会は終わった。
もう2回終わってしまった。涙をこらえながら、最後の一回。ユースケの列に並ぶ。一回目のときは何も話さずただユースケを眺めるだけという、ただの変態のような行動だったので次は何か話してみようと思ったのだが結局何も思い浮かばず自分の番が来た。
「こんにちは。」
ユースケの挨拶は何回聴いても心地がいい。そのとき、ふと「“EBiDAY EBiNAI”のダンス好きです。」と自分のなかから言葉が出て来た。美しいものを目の前にして、無意識で出た言葉でした。
「ありがとうございます。あの曲すごい難しかったんですよ。」
そう言いながらサインをしたポストカードを渡してくれた。こちらこそありがとう。この世界に生まれてきてくれてありがとう。
心のなかでありがとうを繰り返しながら、森田のサイン会は終わりました。
サイン会があった夜にこのブログを書いたのですが、改めて読んでみると心底ゾッとしたので公開しないつもりでした。でもこの気持ち悪さも自分の一部なんだと、自分に言い聞かせるつもりで公開します。これもきっと青春。
超特急「EBiDAY EBiNAI」MUSIC VIDEO - YouTube
3曲入って1,000円はお得ちゃん!!
