ZOZOTOWNの罠に引っ掛からなかった

高校に入学してすぐぐらいから、なぜか勉強に対する興味がなくなってしまいました。
「勉強が嫌い」というより「勉強に興味が無い」の感覚に近かった気がします。
とにかく興味がないので授業中なんかはもっぱらマンガを読んだり、寝たり、お菓子を食べたりとダメ生徒そのものでした。
それだけだらけた生徒だったのですが、唯一楽しいと思えることがありました。
それは先生がつくったプリントの誤字脱字を見つけること。
漢字の間違いはもちろん、てにをは、句読点の多い少ないなど。
一つでも多く間違いを見つけて指摘することが楽しかったんです。
それが原因であらゆる先生から「森田は粗捜しが得意だな。」と言われていました。
当時はそう言われても気にもならなかったのですが、成人してから自分は他人の欠点ばかりに目がいってしまうということに気付いてしまい、今でも自分のそういうところが嫌いです。
嫌いだと思っているのに直せないところも嫌い。

ZOZOTOWNというショッピングサイトをご存知でしょうか。
有名なファッションショッピングサイトなので利用したことはなくても名前は聞いたことがある人が多いと思います。
そのZOZOTOWNのなかに「ZOZOプレミアム」と「ZOZOプラチナム」という登録制有料会員制度があるのはご存知ですか？
先日ひさしぶりにZOZOTOWNを利用したら、こんな表記がありました。

ZOZOプレミアムの会員費が最大で2ヶ月間無料になるというもの。
どのようなサービスか見てみると
●3,000円未満の買い物でかかる配送料が無料
●返品送料が無料
という内容で月額350円でした。
年に2、3回しか利用しないので登録する必要はないなと思い買い物を進めていると、こんな表記が。

注文の最終確認のところで「ZOZOプラチナムに入会」という項目にチェックがされていました。
ZOZOプラチナムはZOZOプレミアムよりワンランク上の会員で、ZOZOプレミアムのサービスに加え、即日配送が無料となります。
月額はちょっと上がって500円。
もちろん必要がないのでチェックをはずして買い物を済ませました。

その数日後、友人と食事をしていると「いつの間にかZOZOプラチナムに入会されていた！」と言い出したのです。
友人は11月にZOZOTOWNで買い物をしたときに「ZOZOプラチナムに入会」にチェックされているのを見落としていたらしく、いつの間にか入会していました。
それをクレジットカードの明細を見て気付いたらしいです。
先月はZOZOTOWNを利用していなかったにも関わらず500円の請求があったので問い合わせたところ、ZOZOプラチナムの1月分の会員費でした。
入会した覚えがないので払えないと主張したそうですが「必要がなければチェックをはずしてくださいと明記しているので」の一点張り。
その場で退会したので1月分の会員費で済んだそうですが、めったに怒らない友人が珍しくイライラしていました。
見落とした友人にも責任が全くないとは言えないと思うのですが、そんなこと言える雰囲気ではなかったので言わなかったですけどね。
今まで自分の粗捜し癖が嫌いで仕方がなかったのですが、たまには役に立つこともあるもんだなと思えました。

ちなみに自分がZOZOプレミアム・ZOZOプラチナムに登録しているかどうかは会員情報から確認することができます。

ここをクリックすると、このような画面が出てきます。

最近ZOZOTOWNを利用した人は確認してみてください。