劇場版SPECが思ってた以上にジョジョだった
劇場版SPEC ~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇/爻(コウ)ノ篇
やっと両方とも観れたので、忘れないうちにメモしておきます。
あらすじ解説というより、個人的なメモです。
万が一これから観る方々の目に入ってはいけないので、極力ネタバレしないようにしておきます。
でもちょこちょこ内容にふれてるので、まっさらな気持ちで映画を楽しみたいんだい!って思ったら、そっと閉じてください。
今なら間に合います。
では、劇場版SPEC ~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇/爻(コウ)ノ篇のまとめはじめます。
漸ノ篇
まず漸ノ篇を見終わったときの感想はずばり「ここで終わりかい!!!」でした。
あまりに突然終わったので、劇場が明るくなっても椅子から立ち上がれなかったですよ。
勝手な思い込みですが、エンディング曲が流れて、エンドロールが流れて、終わる。っていうのが映画の定番だと思ってました。
違うんですね。
漸ノ篇はエンドロールが無く、ブツっと終わります。
あらかじめ二部構成だというアナウンスはあったので、なにも解決せずに終わるんだろうなぁとは思ってましたが、ここまで潔く中途半端なところで終わるとは思ってませんでした。
さすがSPEC。
予想を裏切り続けますね。
内容ですが、二部構成の前編ですので進みが悪い。
漸ノ篇は謎しか残らないです。
●ほんとうに城旭斎浄海がプロフェッサーJなのか?
●セカイと潤、卑弥呼は何者で何をしようとしてるのか?
●シンプルプランって何?
●ガイア?
●当麻どうなるの?
漸ノ篇では当麻のいつもの半紙びりびりシーンもないです。
野々村係長がこれでもか!というぐらいに大活躍して終わります。
雅ちゃんのアップ可愛かったね。
潤のしゃっくりが怖かったな。
結局あのしゃっくりは何か意味があったのでしょうか?誰かおしえてください。
爻ノ篇
漸ノ篇でブツっと終わったところからはじまります。
今回は最初から最後まで、当麻がボロボロで傷だらけで痛そうで観てて辛かったです。
序盤で半紙びりびりがあり、プロフェッサーJの正体やらシンプルプランやらの謎が次々に解明されていきます。
このあたりはテンポがいい!
でもこの半紙びりびりのところも当麻が痛そうで辛かった。
謎が解かれるにつれて、気付けばものすごい大規模な話になってきます。
大規模すぎて一瞬ぼーっとしてしまったのは内緒。
オチの部分は言いませんが、これはハッピーエンドだったのでしょうか?
個人的にはすごくいい終わり方だったように思いましたが、最後まで観ても全てが納得できるような終わり方ではないです。
あまりSPECに熱心ではない人が観たら「はぁ!?」ってなること必須。
ドラマ版に加え、ケイゾクも網羅してる人じゃないと100%楽しむことができない作品です。
そいういう意味では、この映画単体での評価は低いと思います。
これだけ観ても何もおもしろくないから。
ちょっとオチネタバレが入りますが……
美鈴ちゃんが楽しそうにしてるシーンを観れて嬉しかったです。
親のこと、お兄さんのこと、自分自身のSPECのことなどいろんなことがありすぎたので、最後の美鈴ちゃんの笑顔は涙なしには観れませんでした。
そのほかにサトリちゃんとか冷泉も出てきてほしかったなぁ。
この二人にもしあわせに普通の生活をしていてほしいです。
ドラマ版、『翔』『天』『零』『結』と観てきてよかった。
こんなにハマれる作品に出会えてよかった。
堤幸彦監督、絶対に続編とかつくらないでくださいね。