牛乳は噛んで飲む

こっそり転職活動を行うグラフィックデザイナーのなんてことない日常。

母親とは見えている景色がちがう

ブログを書いている人の人となりが分かるとブログを読むのが楽しくなる。

という話を聞いたので、家族のことでも書いてみようと思います。

誰が興味あるねん!?っていう内容なので、読んでもなにも得しません。

 

森田は「ポジディブ」だと言われることが多いです。

全く自覚がありませんが。

自己分析では『ポジティブ』ではなく『過去を振り返ることすらめんどくさい』性格なんだと思っています。

そんな森田とは正反対の母親。

母は世間でいう『ネガティブ』の部類に入るタイプの人だと思う。

「あのときあんな風にしてればよかった。」

「過去に戻ってもう一回やり直したいなぁ。」

が口癖です。

そのことばを聞くたびに、もう一回やり直すなんてめんどくさいこと、よくやりたいと思えるなぁ。と少し感心すらします。

 

そんな母はたまに

「今の知識とか考えのまま過去に戻って、子どもたちを育て直したいわ〜」

と言うことがあります。

 

そのことばにいつも何て返事をするのか正解が分からず、結果「へぇ。」というしょうもない返答しかできずにいます。

もう思春期まっただ中でもないので、平静を装ってそのことばを聞いていますが、それを言われるたびに傷ついている自分がいます。

たしかに成績優秀な大学に通っていたわけでもないですし、大企業で働いて高額な給与を得ているわけでもありません。

見る人によっては底辺の人生だと思われるでしょう。

しかし自分では今の自分の人生は失敗だと思っていませんし、なんだかんだでしあわせな日々をすごせていると思っています。

そんな森田の姿を間近で見てきた母親にストレートに「おまえの人生は失敗だな。」と面と向かって言われると『ポジティブ』っぽい人間のはずなのに『ポジティブ』にとらえられなくなる。

きっと母は娘にもっとより良い人生を歩んでいってほしいという気持ちで言っているのだと思うようにしているけれど、いまだにうまく飲み込めません。

 

今がダメならこの先なんとかして『いい』と思える状況にしようとする自分と、

今がダメなのは過去に戻って修正しないと!という使命感に燃える母親。

どちらが正解かは分からないけれど、いつか母親にいい人生を歩んでいると思われるような生き方ができたらいいな。

 

母がしんどい

母がしんどい