牛乳は噛んで飲む

こっそり転職活動を行うグラフィックデザイナーのなんてことない日常。

映画『ゲノムハザード』のなんじゃこれ感

 “西島秀俊”という宗教にハマっている友人にさそわれて

映画『ゲノムハザード』を観に行ってきました。

原作の小説を読んでいたということもあって映画館で観るつもりはなかったのですが、映画の予告を観た友人に

 

西島秀俊を肌で感じてほしい」

 

と真顔で言われたので、断るに断れませんでした。

 

 

ネタバレをしないようにしようと思いますが、ミステリーなのでこれから観るという人は読まないほうがいいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

この映画の感想を一言で表すなら

 

なんじゃこりゃ!?

 

です。

原作を読んでいたせいで、思ってた話と全然違う!という現象に終始悩まされました。

まず主人公の名前が違うんですよ。

あれ?

まぁ、名前が違うぐらいどうってことないか。

気にしないようにして観ようと思った矢先。

あれ?

記者が韓国人になってる……

えっ?

本人も韓国人?

どういうこと?

韓国に連れてかれちゃってる……

あれ?

いつの間にか帰ってきてる……

あっ。エンドロール流れた。

 

映画を観る前まで知らなかったのですが、監督が韓国の方で日韓合作だったんですね、これ。

とりあえず韓国の話は置いておいて。

ストーリーの大筋は原作とそんなに変わらないです。

原作を読んでいるときにも感じたのですが、終盤の真実が明らかになっていくところが物足りないんですよね。

謎をじわじわ解き明かしてほしかったのですが、あっさり自白。

もうちょっとハラハラドキドキしたかったな。

西島さんのアクションシーンは頑張ってるなぁという感じはしましたが。

残念ながら入り込んで観ることはできませんでした。

 

しかし映画が終わったあとの友人のテンションは異様で、西島秀俊のアクションを大絶賛していました。

「筋肉が綺麗で果実みたい。」

と言った友人のキラキラした瞳が映画本編よりもドラマチックだった。

 

 

にしても、劇中で西島秀俊が持ってたショルダーバッグがださかったなぁ。

ゲノムハザード (小学館文庫)

ゲノムハザード (小学館文庫)