牛乳は噛んで飲む

こっそり転職活動を行うグラフィックデザイナーのなんてことない日常。

友人のおなかを見て思ったこと

Facebookに登録しています。

“利用している”というより“登録している”というほうがしっくりくるぐらい活用できてません。

Facebookのなかはいろんな人の充実した日々の記録で溢れていて、見ているとパワーが吸いとられる感じがするんです。

オシャレな料理とか、子供の顔とか、謎のレセプションパーティーの写真とか、見てもどうコメントすればいいのかも分からないし。

そもそも人に公表できるようなステキイベントなんてないし。

もう退会してもいいのでは?というぐらい利用していないのだが、たまに元気があるときにチラッと覗いてみたくなる瞬間がある。

 

今朝めざましじゃんけんに連勝した。

すごく気分がいいので通勤中にFacebookを開いてみると、友人のマタニティ写真が。

水着のようなものだけを身につけて、大きくなったおなかをなでて遠くを見つめている友人の写真。

「妊婦さん記念にプロのカメラマンの方に撮影してもらいました♡」と写真に一言添えられていた。

正直、引いてしまった。

妊娠した記念に写真を撮るのはいいと思う。

プロのカメラマンに頼んでスタジオで撮ってもらうのもいいと思う。

それが露出度の高い服装でも本人がよければそれでいいと思う。

ただ、撮影した写真をFacebookに投稿することが引っ掛かった。

この写真を見てどんなコメントを期待してるの?

自分の中からは正解のコメントが出てきそうになかったので、すでに書かれているコメントを見てみた。

するとコメント数は20件近くあり、どれもテンションの高いものばかり。

「ニンプちゃん姿ってキレイで神秘的☆」

「ステキな写真゚+.゚(´▽`人)゚+.゚ィィ!!」

「わたしも子供授かったらこんな写真撮る!!」

絶賛しているコメントばかり。

まあ、そらそうか。子供を産むんだから。賞賛すべき出来事なんだよな。

なんとか自分のことばでふさわしいコメントを書きたい。

このコメント欄に浮かない感じのものを。

そう思ってる間に降りる駅に来てしまったので『いいね!』ボタンを押して、Facebookを閉じた。

 

性格のいい人間になりたいな。

 

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