2014年春ドラマのススメ[後編]
前編を書いてからすっかり間があいてしまった……
もう終盤に入っているドラマが多いですが、自分用のメモも兼ねて後編を書きました。
相変わらず語彙力がなくて、説明が下手くそです。
【BORDER】
ハラハラドキドキ★★★★☆
後味の悪さ★★★☆☆
現実と非現実のバランス★★★★★
事件を捜査中に頭に弾丸を受け、死者の声を聞く能力を身につけた刑事が事件を解決していくドラマです。
ドラマがはじまる前にあらすじを読んだときは、どんなファンタジーなドラマになるのかと思っていました。
が、しかし。
実際ドラマを観てみると、非常によくできた刑事ドラマでした。
一話完結なのですが、早く次が観たいと思ってしまう珍しい作品です。
個人的には若干後味の悪さが残る話が多いという印象はありますが。
正直、今まで小栗旬に全く興味がなかったのですが、このドラマを観て小栗旬かっこいい!と思いました。
この“石川安吾”という役がかっこいいのかもしれませんが……
サイ君とガー君のスピンオフをつくってほしいなぁ。
【MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~】
ほのぼの☆☆☆☆☆
豪華さ★★★★★
西島秀俊の筋肉★★★★★
爆破テロで妻を失った主人公が事件の真相を捜査していくドラマです。
TBSとWOWOWの共同制作ドラマのせいか、かなりクオリティが高い!
映像もまるで映画のような雰囲気。
地上波放送なのですが、映像描写がかなりリアルです。
怖い映像が苦手なので、毎回ひぃーーーっとしながら観てます。
そのうえ毎回重い。内容がとにかく重い。
続きが気になるので観ていますが、元気があるときにしか観れないです。
もう世の中に知れ渡ってることだとは思いますが、あらためて言っておきますね。
西島秀俊の筋肉すげえ!
【続・最後から二番目の恋】
まったり★★★☆☆
大人の青春★★★★☆
鎌倉に行きたくなる★★★★★
2012年に放送されていたドラマ『最後から二番目の恋』の続編です。
鎌倉を舞台にしたヒューマンドラマ。
『最後から二番目の恋』も観ていたので、今回の続編も迷わず観るリストに入れました。
好きなドラマほどあまり続編をしてほしくないのですが。
このドラマの続編はちょっと登場人物が増え過ぎな感じはしますが、前作ファンもそうでない人でも楽しめるようにできていると思います。
中井貴一と小泉今日子のやりとりはいつ観ても演技に見えないぐらい自然で笑えますね。
22時からまったりしながら観るのにちょうどいい匙加減に仕上がってます。
前作のときからですが、このドラマを観てると鎌倉に行きたくなるなぁ。
江の電に乗ってみたい。
【アリスの棘】
気分爽快★★★☆☆
岩城滉一の怖さ★★★★☆
栗山千明の白衣姿★★★★★
大学病院を舞台に、医者だった父親を死に追いやった人々に復習をしていくというストーリー。
ドラマの序盤は水戸黄門のような勧善懲悪な世界観だったのですが、回を重ねていくうちに主人公の成長が描かれていてついつい観てしまうドラマです。
実際に病院で働いたことがないので本当のところは分かりませんが、若干現実離れしているのではという部分もあります。
でもドラマですから。フィクションですから。
そういう部分も作品の味だと思っています。
上野樹里がこの作品でのだめ感を卒業できそうでなにより。
【死神くん】
泣ける★★★☆☆
CG★☆☆☆☆
桐谷美玲の衣装★★★★★
死者の魂を霊界に送る死神が、死を迎える人々と交流していくドラマ。
大野智は演技が上手いですね。
どんな役をやってもハマってる。
深夜のドラマなので仕方のないことだとは思いますが、CGが今の時代にしてはチープな気がします。
わざとそういう処理にしてるのかなぁ……
死神くんが宙に浮いたりするシーンがあるのですが、なんだか不自然。
でもストーリーはちょっと泣けるようなものになっています。
毎回ハッピーエンドをゴリ押ししてくる感じがちょっと気になりますが。
雰囲気★★★★★
オダギリジョー★★★★★
メグミの乳★★★★★
東京・浅草にある小さな探偵事務所を舞台にしたドラマ。
こういうオダギリジョーが見たかった!
を形にしたような作品です。
主人公の村木という役はオダギリジョー以外に考えられないというぐらいハマり役。
落ちめのミュージシャンをやってるオダギリジョーなんて見たくないんだよ!
ドラマの公式サイトやオープニングの雰囲気はハードボイルドなんですが、毎回最後には心が温まります。ハートウォーミング。
今シーズンはオダギリジョーさんがひっぱりだこですね。
極悪がんぼにアリスの棘、リバースエッジ。
どの作品でも素晴らしい演技力や存在感を発揮されているのですが、このドラマのオダギリジョーが一番素敵だ。
【弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~】
二宮和也の先生★★★☆☆
有村架純のマネージャー姿★★★★★
キャストのキラキラ加減★★★★★
まずはじめに言わせてください。
部員全員キラキラしすぎやろーーー!!!!!
失礼しました。
このドラマは有名進学校にあるダメな野球部の成長を描いているのですが、部員がみんな綺麗すぎる。
ダメダメな野球部が成長していくストーリーなのに、こんなに綺麗な顔立ちの俳優を集めてどうするんだ。
有名進学校なので、みんな勉強ができるという設定。
勉強もできて、男前で、なおかつ野球もできるようになっちゃったら、何を楽しみに見ればいいのさっていう話ですよ。
中には貧乏だとか問題を抱えている子もいるのですが。
原作は面白い内容だったので、ドラマも内容は悪くないはずなのですが、どうも感情移入ができない……
話は変わりますが、二宮和也って今でも高校生役できますよね。
複雑さ★★★☆☆
大人の男のかっこよさ★★★★★
小雪の魔性な雰囲気★★★★★
探偵が一人の男と関わったことにより起こった事件の真相を追っていくドラマ。
まさかあの有名な小説『ロンググッドバイ』がドラマになるなんて思わなかったですよね。
しかも舞台が日本になってるから、ハラハラしながら観ましたが……
あっという間でした。
実はこのドラマもう放送終了してるんです。
全5回の短いものだったのですが、展開が綺麗で本当にあっという間でした。
主演の浅野忠信の演技はもちろんよかったのですが、小雪の演技がよかった。
何を考えているのか分からない感じが上手かったです。
妖艶さも出ていて、あらためてすごい俳優だと思いました。
ストーリーが若干複雑ですが、時間ができたときにがっ!っと一気に観てしまうことをオススメします。
全5回なのでそんなに長くないですし。
【ファースト・クラス】
女の怖さ★★★★★
女の怖さ★★★★★
女の怖さ★★★★★
ファッション雑誌編集部を舞台に繰り広げられる女同士の闘いを描いたドラマ。
とにかく怖い。
女って怖い。
このドラマは副音声で解説が流れるという新しい試みをしています。
テラスハウスのYOUみたいな感じで。
発想としてはおもしろいのですが、副音声が面白くてドラマ本編があまり入ってこないんですよ。
いやー。ほんと女って怖い。
【ルーズヴェルト・ゲーム】
半沢直樹臭★★★☆☆
香川照之の顔芸★★★★★
沖原の顔の小ささ★★★★★
倒産寸前まで追い込まれた企業とそこに所属する野球部の逆転劇。
“劣化版 半沢直樹”という声もちょこちょこ聞きますが……
個人的には半沢直樹より好きですね。
なぜなら野球が好きだから。
はじめは企業の経営面の話と野球部の話がごちゃごちゃして見づらいなぁと思っていたのですが、話が進むにつれどちらも面白い展開になってきました。
野球部でピッチャーを務める沖原和也の投球フォームが綺麗だと思ってたら、工藤公康氏の息子だそうで。
子どものころ父親から教えてもらってたのかなぁ。
顔があまり似てないので、つい最近まで気付きませんでした。
息子のほうがスタイルいいし………
半沢直樹のときも思いましたが、香川照之の勢いには誰も敵わないですね。
長くなりましたが、もし最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら本当にありがとうございます。
読みにくい文章で申し訳ない。
いろんなことを書きましたが、何が言いたいかっていうと
日本のドラマもまだまだ捨てたもんじゃないよ。
っていうことです。
野球っていいもんですね。